関西クラシック音楽情報  ・・・・・・音楽賞のページ・・・  (08.8.15 更新)
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 エクソンモービル音楽賞


エクソンモービル音楽賞とは・・・

「エクソンモービル音楽賞」は、エクソンモービル ジャパン グループ が主催する音楽賞。「エクソンモービル児童文化賞」と、同時並行して顕彰が行われる。

 「エクソンモービル音楽賞」は1971年に創設され、わが国の音楽文化の発展・向上に貢献した個人または団体を顕彰するもの。邦楽、洋楽の2部門があり、さらに洋楽部門には、優れた若い音楽家を励ます目的で、1989年から奨励賞が設けられている。受賞者3名には、それぞれトロフィーと副賞賞金 200万円が贈られる。

 「エクソンモービル児童文化賞」は1966年に創設され、広範囲にわたり日本の児童文化の発展・向上に貢献されている個人または団体を顕彰するもの。受賞者には、トロフィーと副賞賞金 200万円が贈られる。

 問い合わせ:108-8005 東京都港区港南 1-8-15 Wビル
       エクソンモービル有限会社 広報渉外部
       Tel:03-6713-4375


2008年度「エクソンモービル音楽賞」決まる


 エクソンモービル ジャパン グループ (W. J. ボガティ 代表) は、2008年度「エクソンモービル音楽賞」(第38回)、および「エクソンモービル児童文化賞」(第43回) の受賞者を決定し、発表した。

 「エクソンモービル音楽賞」の受賞者、贈賞の理由、略歴、受賞歴、選考委員は以下の通り。
 「エクソンモービル児童文化賞」は、児童文学作家の、今江祥智 (いまえ よしとも) 氏に贈られた。

 両賞の贈呈式は、10月21日、東京 紀尾井ホールで開催される予定。


エクソンモービル音楽賞

邦楽部門

  今藤 政太郎(いまふじ まさたろう)/長唄三味線方

Photo 贈賞理由

 今藤政太郎氏は長唄三味線方として活動を続けられ、現在では、古典と現代作品の双方において、神経の行き届いた演奏で、最も重要な演奏家の一人として、日本だけでなく、海外でも活躍されている。早くから作曲も始められ、《建礼門院》《雨》など300に及ぶ作品を発表してこられた。それらは、音楽全般に対する深い知織に基づいて、多様な楽器と声を含むもので、構築性において優れたものである。創作邦楽に関しても、現代邦楽作曲家連盟 副理事長として、あるいは、"創邦21" を組織して、現代邦楽の活性化に大きな役割を果たしている。多面的な音楽家として、その功績は大きなものである。(音楽賞邦楽部門 選考委員会)

略 歴

 1935年東京都生まれ。四世藤舎呂船、藤舎せい子の長男。幼少より邦楽器に親しみ、16歳の時、十世芳村伊四郎より本格的に長唄の薫陶を受ける。1959年東京芸術大学 音楽学部邦楽科卒業。十世芳村伊四郎師、1954年より三世今藤長十郎師、今藤綾子師、山田抄太郎師に師事する。1963年、二世今藤長十郎の前名である今藤政太郎を襲名。三味線の演奏活動と映画音楽を含む作曲活動を続けて現在に至る。フランスにおける日仏文化交流歌舞伎公演や、アメリカ歌舞伎公演をはじめ海外でも多くの公演を行い、また1987年以降現在に至るまで計15回、国立劇場主催の邦楽鑑賞会に立三味線として出演する。桐朋音楽大学講師、国立音楽大学講師を歴任。現在は、国立劇場養成課講師、NHK邦楽技能者育成会講師の任にあたる。また、現代邦楽作曲家連盟副理事長、長唄協会学校教育邦楽振興委員会委員、長唄 "温知会" 同人、''創邦21" 同人 (理事長) を務める。

主な受賞歴

 1962年 東京新聞邦楽コンクール 作曲の部、
      文部大臣奨励賞 同時に NHK杯
 2005年 文化庁芸術選奨 文部科学大臣賞、
      日本文化芸術財団 日本伝統文化奨励賞

洋楽部門 本賞

 ゲルハルト・ボッセ /指揮

Photo 贈賞理由

 32年にわたって、世界有数のライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の第1コンサートマスターを務めたゲルハルト・ボッセ氏は、1980年に霧島で国際音楽祭と講習会を創設して以来、わが国の若き音楽学徒に多大な影響を与え、その後も東京芸術大学 客員教授として音楽教育に尽力を重ねてきた。一方、在京のオーケストラから指揮者としてもそのオーケストラ経験を請われ、1998年からは神戸市室内合奏団の首席指揮者、音楽監督として腕を振るっている。また、関西を始め全国のオーケストラにも客演を重ね、その情熱あふれる指揮や説得力に満ちた解釈は、楽員や聴衆に大きな感動を与えている。わが国の音楽教育やオーケストラの発展に与えた影響には計り知れないものがあり、その偉大な功績を讃え、ここに贈賞する。(音楽賞洋楽部門 選考委員会)
     (Copyright : K. MIURA)

略 歴

 1922年ヴルツェン (ドイツ) 生まれ。ライプツィヒ音楽院在学中からゲヴァントハウス管弦楽団の代用メンバーを務め、第二次大戦中はリンツ帝国ブルックナー管弦楽団所属。1946年ワイマール音楽大学講師、1949年教授就任。1951年ライプツィヒ放送交響楽団 第1コンサートマスター、同時に母校教授就任。1955年ゲヴァントハウス管弦楽団 第1コンサートマスター、同弦楽四重奏団 第1ヴァイオリン奏者として活動を開始。1962年ゲヴァントハウス・バッハ管弦楽団を創立、ソリスト兼指揮者として活躍。1961年初来日。1980年霧島国際音楽祭を創設、現在も名誉音楽監督。1994年東京芸術大学 客員教授、退官後も日本に在住、近年は指揮活動に専念。ゲヴァントハウス管弦楽団や新日本フィルハーモニー交響楽団等日本の主要オーケストラヘの客演多数。2000年神戸市室内合奏団 音楽監督就任。新日本フィルハーモニー交響楽団 首席客演指揮者、現在 同 ミュージック・アドバイザー。東京芸術大学チェンバーオーケストラの指揮者も兼任している。

主な受賞歴

 1962年 ドイツ民主共和国 国家賞
 1972年 ライプツィヒ市 ニキシュ賞
 1986年 ドイツ民主共和国 国家賞
 1998年 ドイツ連邦共和国 第一等功労十字勲章
 2004年 南日本文化賞 (芸術部門)
 2005年 神戸市文化賞
 2007年 音楽クリティック・クラブ特別賞

洋楽部門 奨励賞

 幸田 浩子(こうだ ひろこ)/ソプラノ

Photo 贈賞理由

 幸田浩子氏は文化庁オペラ研修所を経てボローニャとウィーンに留学、数々の国際コンクール上位入賞、ヨーロッパの主要歌劇場デピューの後、2000年ウィーン・フォルクスオーパーの専属となり、2年間の契約期間中に『後宮よりの逃走』のブロンデ、『ファルスタッフ』のナンネッタなどに出演。専属を離れてからも『魔笛』の夜の女王などの大役で客演している。安定した発声とテクニック、磨きぬかれた美声、とりわけコロラトゥーラの見事さは群を抜き、日本でも早くから注目されてきた。『ナクソス島のアリアドネ』のツェルビネッタなど超絶技巧を要する高音を音楽性豊かに歌いこなす。ミュージカルにも出演して幅広い人気を集め、今、伸び盛り。これからも内外で大きな活躍の期待される逸材である。(音楽賞洋楽部門選考委員会)

略 歴

 東京芸術大学 首席卒業。同 大学院、文化庁オペラ研修所修了後、文化庁派遣芸術家在外研修員としてボローニャに留学。数々の国際コンクールに入賞し、研修後直ちにヨーロッパの主要歌劇場へ次々とデビュー。シュトゥットゥガルト国立劇場、カターニア・ベッリー二大劇場、ローマ歌劇場などで活躍し、2000年にはウィーン・フオルクスオーパーと専属契約。国内では新国立劇場、二期会等の舞台で主役級を演じる他、NHK交響楽団等国内主要オーケストラとの共演、更に宮本亜門演出ミュージカル『キャンディード』への出演など多彩な活動を展開。最近では紀尾井ホールでのN響メンバー共演によるリサイタルで大成功を収めた他、東京二期会『ナクソス島のアリアドネ』でツェルピネッタを演じ絶賛された。CDはヤクブ・フルーシャ指揮プラハ・フィル共演による「モーツァルト・アリア集」(コロムピア) をリリース。比類なき美声、豊かな表現力、磨き抜かれたテクニックで聴衆を魅了する注目の逸材である。二期会会員。

受賞歴

 2000年 第2回ヒルデ・ツァデック国際コンクール (ドイツ) 入賞、「審査員特別賞」等最多の特別賞
 2000年 第15回イリス・アダミ・コラデッティ国際コンクール (イタリア) 2位およぴ「審査員特別賞」
 2000年 L. パヴァロッティ氏と共にアウレリアーノ・ペルティレ賞 (パドヴァ市)
 2000年 第38回フランシスコ・ヴィニャス国際コンクール (スペイン) 3位および「最優秀ソプラノ・レッジェーロ賞」
 2003年 第14回五島記念文化財団 オペラ新人賞

エクソンモービル音楽賞 選考委員

邦楽部門
 塚田  博(浜松市音楽文化名誉顧問)
 榎本由喜雄(財団法人 沖永文化振興財団 理事)
 徳丸 吉彦(聖徳大学 教授、放送大学 客員教授、お茶の水女子大学 名誉教授)

洋楽部門
 関根 礼子(音楽評論家)
 中村 孝義(大阪音楽大学 学長)
 諸石 幸生(音楽評論家)

問い合わせ:エクソンモービル有限会社 広報渉外部(03-6713-4375)


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